最終章 フリテンについて
フリテンになると、他家(他の人)の捨て牌でロンできません。 どのような場合にフリテンになるのか説明します。

自分のあがり牌を捨てている場合
自分でアガリ牌を捨てている場合、他家からロンすることはできません。 ただしその場合でも、ツモでのアガリは問題なくできます。
上図は2マン、5マンのリャンメン待ちですが、A君はすでにアガリ牌である2万を捨てているので、他家から2マンはもちろん、5マンが捨てられてもロンあがりすることはできません。 ただし、自分で2マンか5マンをツモった場合は、問題なくあがることができます。


リーチ後に他家の捨牌をロンせずに見逃した場合
リーチをかけた後にアガリ牌を見逃すと、それ以後は他家の捨て牌でロンできません。 ただしその場合でも、ツモでのアガリは問題なくできます。
A君が1ピン、4ピンのリャンメン待ちでリーチをかけた後に、B君がアガリ牌である1ピンを捨てました。 これを見逃してあがらなかった場合、それ以後は局が終わるまで他の人から1ピンや4ピンが出てもロンすることはできません。 ただし、自分で1ピンか4ピンをツモった場合は、問題なくあがることができます。


他家の捨牌をロンせずに見逃した場合の同巡内
自分のあがり牌を他家が捨ててもあがらなかった場合、その同巡内ではロンあがりできません。
A君が6マン、9マンのリャンメン待ちでテンパイしていて、B君がアガリ牌である9マンを捨てました。 9マンではタンヤオがつかないので見逃しました。 その同巡内に今度はD君が6マンを捨てました。 アガリ牌を見逃した場合、同巡内はフリテンになる決まりなので、D君の6マンでロンあがりはできません。 ただしA君のツモを経過すると、同巡内ではなくなるのでフリテンは解消され、あがれるようになります。


お疲れ様です。
これで全ての章が終了しました。
それでは良い麻雀ライフをお過ごし下さい!
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