第十章 流局について
ここでは「流局」について説明します。 流局には通常の流局と、局が途中で終了する途中流局があります。 途中流局には四風連打四家立直三家和四開槓九種九牌があります。

まず通常の流局について説明します。

■流局
誰もアガる事なく海底(ハイテイ) を終えることです。荒牌(ホワンパイ/コウハイ) とも呼びます。 流局時に以下のような点棒の授受が行われます。このとき支払われる点数を不聴罰符(ノーテンバップ)といいます。

・1人だけテンパイしていた場合、テンパイしていた者が他の3人から1000点ずつを受け取る。
・2人がテンパイしていた場合、テンパイしていなかった2人がテンパイしていた2人に1500点ずつ支払う。
・3人がテンパイしていた場合、テンパイしていなかった者が他の3人に1000点ずつ支払う。
・全員がテンパイ、もしくは全員がノーテンだった場合には点棒の授受は行われません。


次に途中流局について説明します。

■四風連打(スーフーレンダ)
第1巡目に、4人が同じ風牌(東・南・西・北)を捨てた場合は流局になります。 (例:東家=「南」、南家=「南」、西家=「南」、北家=「南」を捨てた場合など)

■四家立直(スーチャリーチ)
4人のプレイヤー全員が立直(リーチ)をした場合はその時点で流局になります。

■三家和(サンチャホー)
1人の捨牌を他家3人が同時にロンした場合は、流局になります。

■四開槓(スーカイカン)
合計4つの槓(カン)があった場合、その時点で流局になります。 なお、1人のプレイヤーが4回の槓(カン)をした場合は、流局にはなりません。

■九種九牌(キュウシュキュウハイ)
親は配牌時、子の場合は第1ツモで一九・字牌が手牌の中に9種類以上ある場合、手牌を公開して流局にすることができます。 チーポンカンなどの鳴きがあった場合は流せません。
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